デジタル一眼レフにFDマウントレンズを付けるシリーズ
EOS 10D
TAMRON SP 70-210mm F/3.5 (19AH) 編

デジ研も10Dです〜。
とは言え、巷で10Dのインプレが沢山有るし、本も出てるしここであらためて話す必要も無いので、デジ研の10Dはアブノーマル!?な使い方でやって行きます。これまでのD30を引き継いで、デジ研の10DはFDマウント仕様がメインです。

今回手に入れたのは
タムロン SP 70-210mm F/3.5 (19AH
です。




EOS 10D との合体図

いつもの事ながら、FD-EOSマウントコンバータとアダプトール2を介して取り付けます。撮影モードは絞り優先AEもしくは、マニュアル露出(但し絞り値はレンズによる)での撮影が可能となります。

なかなか良いレンズです。私としてはSPとそうでないレンズの根本的な「差」が良く分からない(実際の撮影画像で見分けがつかない)のですが、このレンズはボケ味が綺麗で、マクロ域での周辺解像力も優秀です。タムロンお得意?なのでしょう、最大マクロ倍率になる望遠端(最大撮影倍率:1:2.66)にて開放絞り値F3.5で撮影すると、「ソフトフォーカス」となるのはこの時代の他のレンズと同じです。が、そのソフトフォーカスがかなり綺麗。


EOS D30 で撮影

ビシッとシャープなのが良いと言うのは私も同感なのですが、ソフトフォーカスもこれはこれで真似できない良い作例だと思います。いやいや、最近になって私がそう思うようになってきたのです。

それでは、撮影した画像を以下に並べておきます。
間違わないで欲しいのは、これはFDマウントレンズの今の時代とは違うレンズですよと言う事。なので、画像を隅々調べて10Dの画像のクセを見ても無駄です。たまたま10Dを使っているだけのことであって、20年前のFDマウントレンズでこんなに楽しめる、そう言うことなのです。


EOS 10D による作例
TAMRON SP 70-210mm F/3.5 (19AH) 編

F5.6
最大マクロ時はソフトタッチ

F5.6
最大マクロ時はソフトタッチ

F5.6
少し引いて撮ると、
マクロ画像はシャープに。


F5.6
単焦点みたいにまでの
シャープ感はちょっと無理。

F5.6
ISO 400


F5.6
マニュアル露出

おまけでハト
2003/04/07
デジタルカメラ大実験