オリンパス
C-700 Ultra Zoom
埠頭を渡る風


各画像はクリックすると元画像を表示します。
(400KB前後です)

東京湾、有明埠頭にて撮影してきました。

コントラストのはっきりしているシーン、例えば空を背景にした細いラインは、露出が外れるとレンズの色収差が激しく出ます。この点は超小型10倍光学ズームの限界点ですが、うまくはまれば気にならないレベルに落ち着きます。ここにある画像はすべてプログラムAE(Pモード)で撮影し、露出的にはかなり良いレベルで安心してカメラに任せられました。高速シャッターへのシフトがされているのが分かると思います。
それと、レンズの四隅に、シーンによっては色収差と画像が流れる現象が出ているのも有ります。これもある程度は妥協しないと、これだけの望遠性能ですから仕方ないでしょう。
色の出方はストレートで、見たままそのまんま。白飛びはしていません。極小画素なのでラティチュードが狭いかと思ってましたが、暗部を締める方向に振っていて、失敗の少ない写真が撮れるカメラだと思います。
やはりこのカメラは10倍ズームを生かし、決めた被写体にピントを固定し、前後のボケを楽しむのが正当で、超小型なCCDでもそこそこにボケ味はかもし出してくれます。


F3.5
1/320s


F5.6
1/800s




F3.5
1/800s



F3.5
1/800s


F4.5
1/800s



F5.0
1/800s



F3.5
1/800s



F3.5
1/650s



F3.5
1/800s



F6.3
1/1000s




F4.0
1/800s



続編「潮風に誘われて」もどうぞ。


2001年5月8日
デジタルカメラ大実験