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デジタルカメラ研究マガジン
第2回
Zuiko Digital ED 50-200mm F2.8-3.5 を使ってみる 編

手ぶれ補正搭載の E-510 ですから、俄然、望遠レンズを使ってみたくなります。
そこで、このカメラの為に(笑)手に入れた Zuiko Digital ED 50-200mm F2.8-3.5 を使って冬の公園を撮影してみました。
手ぶれ補正の効果は絶大で、夕暮れ時の斜陽でしたが望遠端の200mm(実質400mm)を手持ちしても手ぶれる事は有りませんでした。

以下、サムネイル画像はクリックすると元画像を表示します。

わざと雑然とした背景を撮ってみました。右側は画像奥手のボケ味を等倍でトリミングして掲載。

こちらは背景に点光源が来るようなシチュエーション。
縮小した画像では分かり難いですが、丸くしっかりしたボケ味はすごく良いですね。
左の画像の樹木右側に沿って点々と続く点光源の表現なんか惚れ惚れします。

ピントが合っている枝は実にシャープに。
しかし、これはカメラ側 E-510 の最大の欠点として、ファインダー像が小さすぎてピントのあっている範囲を確認しきれない。どこの枝ぶりにピントの山が来ているのかが撮影しているときには詳細には分からない。こういう細かな線をMFで合わせるには E-3 クラスにならないとダメでしょう。
それより何より、この空の「青さ」はハッキリ言って虜です。拍手!

明暗差のある厳しいシーン。
不自然な偽色も出ないし綺麗に補正されてます。さすが ED レンズを贅沢にも3枚使っているだけのことはあり、蛍石にも匹敵する良いレンズ構成だと思います。
また、小さなフォーサーズCCDを1000万画素に緻密化されているE-510の表現力も魅力。細かく言えばハイライトが破綻しやすいとかあるようですが、そこまでは気にしなくても良いのではないかと。

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