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デジタルカメラ研究マガジン
EOS Kiss Digital N
ベローズを使って超マクロ撮影術
マクロ撮影をするためには専用のマクロレンズを使うほか、レンズ先端にクローズアップレンズと呼ばれる虫眼鏡と同じ凸レンズを取り付ける方法、それからレンズとボディーの間に空洞のエクステンションチューブを取り付ける方法、更にはレンズを逆付けにして撮影する方法と、いくつか撮影術が有ります。そして今回紹介するのはベローズを使ったやり方です。


ベローズとの合体図

ベローズとは蛇腹の意味で、カメラボディーとレンズとの間に取り付け、蛇腹部を自由に伸縮させながら撮影倍率を変化させられる便利な道具です。撮影の際はマニュアルフォーカス、マニュアル露出となるため、最新のAFレンズを用意しても無意味となります。そこで、FDマウント用のベローズにFDレンズを装着し、カメラとはFD−EOSアダプタを使って合体させるシステムを組みました。この組み合わせは自由で、マウントアダプタが有れば、様々なカメラボディーとレンズとの組み合わせも可能です。
上記システムではレンズ先端にリングストロボも取り付けています。

今回は荒川の土手に咲いていた「ネジバナ」と言う小さな花を撮影してみました。


ネジバナ istD で 50mm MACRO で撮影

上のネジバナの写真が 50mm MACRO レンズで撮れる等倍(実際は35mm換算、1.5倍率)となります。
小さい花なので、これでも大写ししたことになります。

そこで、ベローズの登場。


ベローズを使って撮影 リングストロボ使用

ベローズに付けたレンズは NFD 50mm F1.4 です。
これで、小さな花の一個分を大写しに出来ました。


等倍でトリミングした画像

肉眼では見る事が不可能な、花の内部の繊毛のような部分も写っています。

この写真ではベローズを最大限に伸ばしていなかったのですが、これ以上のマクロになると、リングストロボの光が上手く被写体に当たらず、露出を制御できませんでした。

まだまだマクロ倍率を上げるには、もっと広角寄りのレンズを取り付ける必要があります。
更には、レンズ逆付けのリバースで撮影すれば、ミクロな写真まで撮影できます。
これはまた後日、上手く撮影できたらレポートします。

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