デジタルカメラで線香花火を撮っちゃおう!
今回からレイアウト変更して行きまーす(笑)。

そろそろ「夏本番」。子供と一緒に手持ちの花火をする機会もある事でしょう。そこで「線香花火」をデジタルカメラでマクロ撮影したらどうなるか?やって見ました。
これ、結構ヤバイ撮影術でして、少なくとも真似はしないでくださいね。マクロ撮影ですから、限りなく線香花火の中心部に近づきます。つまり、バシバシバシーっと飛び散る火の粉の中へカメラが突入するわけで、当然カメラボディーもそうですし、レンズも熱にさらされます。なので真似しないように。

私も火の粉からカメラのマスターレンズを守るべく、クローズアップレンズを取り付けて、更にガラスの保護フィルターも装着しました。これで線香花火へ数センチまで迫ります。

カメラは富士フイルム製の FinePix S602 を使いました。
最初はクローズアップレンズ No3 で遠めから撮影。

結構綺麗に撮れてます。
なんとなく打上げ花火みたいです。

そこで、次はクローズアップレンズを重ねて No7 にしてみしまた。
被写体まで近いので、思いっきり保護フィルターに被弾してます。
レンズが重なってますのでハレーションも出てしまってます。
かなり中心部に近づいているのが分かることでしょう。
飛び散る花火の被弾もひどくって、保護フィルターは線香花火一回分の60秒程度ですでにネズミ色に煙が膜を作り、花火が当たった跡がいくつも見て取れる状態。幸い布で拭けば簡単に拭き取れましたが、間違ってもレンズがジュッなんて線香花火の火の玉に触れたらもうお終いになっちゃいます。

次はレイノックスの「ミクロ探険隊」を取り付けて極限まで迫ってました。
レンズと火球との距離は2センチです。

これが限界!

左上の丸いのが線香花火の火球。
そこから飛び散る火の粉。

なんか異次元な世界を見ているようで。
デジタルカメラ大実験