デジタルスチルカメラ専門 面白実験&コミュニティーサイト  Powered by Digiken-net
デジタルカメラ研究マガジン
ペンタックス K100D Super
Tokina 100mm F3.5 MACRO 編
トキナ製のマクロレンズ 100mm F3.5 MACRO の続き。


外観はプラスチッキーだし、とても軽い。持った感じからして光学レンズの数も少なそう。絞り羽は8枚。安っぽい(確かに安いが、、)ので気合を込めて撮るシーンでは躊躇しそうですが、メリットはその軽さ故にポケットに入れていても全く苦にならない。しかも単焦点のマクロレンズでもある。AFはとても遅いけれどマクロで撮る時は通常MFだし。

絞りとボケ味を調べてみました。
カメラは PENTAX K100D Super、フォーカスをMF固定にし、絞り優先AEにしています。
中心近くの花の部分を等倍で切り取って右側に貼り付けてます。


F3.5 開放絞り


F4.5

F5.6


F8.0


F16


画像を見てみると、開放F3.5でも結構シャープです。二線ボケの傾向もあるんですが、焦点距離100mm(実質150mm)のレンズは圧縮効果もほどよく出ていて良いですね。参考までにF16でも撮ってみた画像はさすがに「回析現象」が発生していて画像が眠たくなってしまいました。

マクロレンズなので、花の写真を掲載しておきます。






中途半端にしか寄れないズームレンズとは違って、やっぱり単焦点のマクロレンズは撮ってて楽しいですね。タムロンやシグマのズームレンズでは望遠端の200mmや300mm領域でこのレンズ同様な0.5倍率のマクロ機能は備わってもいます。但し、それだけ焦点距離を長くすると手ブレの心配が大きくて三脚必要だし、何より開放F値がF6.3まで暗くなってしまいますから。

デジタルカメラ大実験